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SATOSHI KOSEKI

About SATOSHI KOSEKI

BOARDKILLというフトコロに優しいスケート雑誌を発行。フトコロには優しいが、紙面に登場している人達は恐らくみんなサディストなので注意が必要!!気になっていることはもちろん今流行のECO活動。例を挙げるとCDやレコードは値段重視、スケボーはCO2排出量が少ないトリック重視、等々。また最近は過去の清算、身辺整理といった超身近な環境問題にも取り組む。

vilia spica

July 31, 2009

 

非常に残念なことに今年の8/23に閉鎖が決まってしまったvilla spica。


制作者の片貝さんの話によれば、
パークの母体であるホテルが撤退してしまう為、だそうである。
最初に聞いた時には我が耳を疑ったが、
100年に一度の不況というだけあって、
世の中何が起っても不思議ではない、ということのようだ。

せっかく出来た本格プールが、どうにか存続するように願うばかりだが、
現在の見通しのところ余命一ヶ月弱ということなので、
夏バテ気味の身体に喝を入れつつ滑りに行って来た。

himawari.jpg
4時間程の長い運転の末(途中、車も夏バテで3回止まった)
到着したパーク前にはひまわりが
屈託なく咲き乱れていた。
出迎えてくれた館山のプールライダー、TAQ、片貝さんと挨拶を交わすが、
いかんせん暑過ぎ、長旅の身体をほぐすためにも散歩に出かけた。


Neko.jpg
こいつらも夏バテ気味なのか近づいても面倒くさそうな顔をするだけ。
日陰から動かない。


しばらくブラブラしてようやくスケート開始。
自分は特に、ここの大きなボウルが好きなので、
残された時間は好きなモノを好きなだけ滑りたいと思う。


Samurai.jpg
よくここで会うサーファーのプールライダー。
滑る姿勢がとてもきれいで洗練されているので、
友達とひそかに「SAMURAI」と呼んでいる。
すみません本名が分かりません。


Yuyake.jpg
途中休憩を挟みながら夕方までスケート。
途中から霧まじりの冷たい風が吹いて来たので、
わりと長い時間スケート出来た。あと何回来れるかな。

at 15:35 / Comments (6343)

祝!ヒゲ世界2位

June 1, 2009

メルチャーの活躍により、にわかにスケーターの注目を集めるヒゲ業界。
ヒゲと言えばナマズというわけで(さあ、ツッ込んで!!)、
最近田園地帯のストリートでもっとも熱いナマズ釣りの話題。

ことの発端はゴールデンウィーク直前に強行した沖縄ツアー。
本番の連休中はどこに行っても混みそうなので、
フトコロにも優しいのんびりした遊びをしようと思い。
スケートパークに行く途中に良く通る、
気になっていた用水路で一人寂しく子ブナ釣りをしていた。
が子ブナも疲れ切った中年男を相手にしている程暇ではないらしく、
まったく釣れず。しかしこちらもあまりにも暇だったので、
完全に夜になるまでその場で釣り糸をたらしつつ、意識不明になっていた。
すると・・・気配が消えていたのが良かったのか、突然アタリが。
だいぶ前置きが長くなってしまったがナマズが釣れたのだ。



IMG_0261.JPG
これが最初の一匹目。



帰って色々調べてみると、
丁度今頃はナマズが産卵で細い川を遡上している時期らしかった。
この用水路、自分の家からだと、吉川、野田、フェレム、
といったよく行くパークに行く通り道にあるので、
その後も事あるごとに(要はパークで滑るたびに)、頻繁に通いハマってしまったのだ。

_namazu1.jpg
これは少年サイズ。



Namazu2.jpg
う〜んダンディ。



Namazu3.jpg
これが一番大きい。筆者のETNIESの靴は10.5
でソールは約30CM



しかしこのところはシーズンが終わったのか、
ボウズ続き。
注:ちなみに筆者は日頃のご近所の不審
人物ぶりに拍車をかけるのでヒゲは生やしていません。

at 23:29 / Comments (34)

沖縄

May 2, 2009


沖縄に行ってきた。


当初安宿に泊まる予定だったが、
沖縄の若手、我如古亘の御好意で、
五日間も彼の実家にお世話になった。

OkinawaBeach.jpg

志川パークでb/s smithを決める我如古亘。
GanekoBS-Smith.jpg



自宅のリビングでくつろぐ我如古亘。
この一帯は彼のナワバリなので、彼に無断でゴミ箱をあさったりすると、
寝込みを襲われるらしい(うそ)。
いやいや、本当はかなり立派なお屋敷に招待されました。
我如古亘20歳の春(これは本当)。
GanekoWataru.jpg



沖縄行きを決めたのは、
何となくどこか旅に行きたくなって、
去年の今頃はCREATURE TEAMと北海道で震えていたので、
南に行きたいと思い、
前から気になっていた我如古亘に連絡を取ったのである。


そんなわけで5泊6日がっちり我如古とその親友の又吉クリスに、
スポットと観光とグルメ案内をしてもらい、
かなり充実した時間を過ごさせてもらった。

我如古の親友、又吉イエス、じゃなかったクリス。
ハーフジャパニーズだが、性格は120%日本人。
スケートはかなりヤバい。
具志川パークの壁を攻め過ぎて顔着して
できたカサブタが痛々しい。
Matayoshi.jpg



老舗スケートショップ、
アポロのタカラさんにいただいたシーサー。
Seesar.jpg



沖縄は人も食べ物もスポットも最高で、
本当に冥土のような所でした。BIG THANKS!!
OkinawaSunset.jpg

at 23:43 / Comments (50)

女子プロ

March 26, 2009

長年のスケートメイトである、蕨の先輩スケーター森さんと、
ある時二人で車でスケートに出かけたときの事。
「蕨に長年、たった1つだけ足りなかったモノが最近ついにできたんだよ。」
「えっ?なんすか?!!」
「女子プロレスだよ!!」
「えっ?マジっすか?!!」

一昨日もたまたま森さんと夕方軽くセッションしたのだが、
夜に例の女子プロの様子を見に行くというので、
ヒマだったので蕨のスケーター菊池拓郎も道連れに、いっしょに見学しに行って来た(別に入門したいわけではありません)。

IMG_0219.JPG
この団体アイスリボンという団体で、時々ジムに観客を入れて試合を行っているらしい。

IMG_0217.JPG
対戦カード。
残念ながら試合の写真撮影は禁止だった。

最初に話だけ聞いた時には、小さなプレハブ小屋のような所でやっているのかと思ったが、内部は普通のライブハウスくらいの広さで、
音響や防音設備も整った場所であった。
自分は実は、男子女子を問わずプロレスというものを初めて生で見たのだが、
この女子プロレスの試合を見た感想は、「大変ですね」である。
プロレスだけに、試合はあらかじめ決まったシナリオにそって進んで行くようで、
格闘技というより演劇を見ている感じに近いのだが、
やはりプロレスだけに、殴られる時は本当に殴られて、ものすごい音がするのである。
真剣勝負ではないが、真剣にやらないと本当に死んでしまう。
このテレビ放映のない御時勢に、女子プロレス(プロレスリングという名前だが、きっとそれだけで生計を立てるのは至難の業だろう)をやるというのは相当それが好きな人で、スケーターくらいおバカな人達がやっているに違いない。
客席は9割くらい埋まっていて(30人くらいだったかな)客層はサラリーマン99%。
客席とリングは時々アキバっぽいノリの掛け合いもあり、
かなり甘酸っぱい思い出になりました。

at 17:36 / Comments (39)

編集後記

March 12, 2009

ブログが更新されないので、ついに白骨化したかと思いきや、
実はまだ虫の息で生きていたこの頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
雑誌がついに出来ました。

#13 cover.jpg

雑誌を作っていて忙しかったからブログが更新されなかった、
とでも言うのかと思いきや、
実は、今回の号もすばらしいスケーターがたくさん登場してくれていて、
製作過程で、彼らからいっぱいパワーをもらい、多少もらい過ぎて、
今年に入って週五回くらいのペースでスケボーしていたので(悲しいかな、もらったパワーの発散の仕方をそれしか知らなかった・・)、
すっかりブログが疎かになってしまったというのが、
いま日の目を浴びる裏事情である。
今年に入ってすっかりダメ人間化が進行してきたとの見方もあるが、
きっと勘違いであろう(笑)。
というわけで、今回の号は登場しているスゴいスケーター達からパワーをもらえます。
トイレに置いとけば、多少の便秘もなんのその。う〜ん建設的なパワーの使い方。
目指せ最強のトイレット(スケートフリー)ペーパー!!
駄文も脱糞のお供に。
注:boardkillをトイレに流すと詰まる原因になります。

at 18:34 / Comments (639)

プチトリップ

January 20, 2009

この間の日曜日、13mind代表、上田組長こと上田豪と、組長の懐刀こと今野ようすけと自分との3人で、館山のサーフスケーター、TAQがプロデュースしたというミニランプをチェックしに館山までプチトリップした。

ramp.JPG

なぜ今やどこにでもあるミニランプをチェックしに、
わざわざ館山くんだりまで出向いたのかというと、このランプ、イスミのプールコーピングを削りまくっている、TAQのプロデュースというだけあって、そんじょそこらにあるトリックがし易いミニランプではなく、かなり武骨な代物なのである。
高さおよそ170CMで、片方がバーチ切れで、もう片方が30CMのバート入り、つまり140CMのランプに30CMのカーヴボックスが載っている状態である。
横幅はおよそ4Mで、リップは全面WOODEN TOY社製のプールコーピングが敷き詰められ、バーチ切れの方は親切にデスボックスまで付いている。

deathbox.JPG

TAQがこのランプを仮想プールと呼んでいるのにも納得である。
たまたまタイミングが会ったので、3日程前に軽い気持ちで上田豪と約束し、ぶらっとチェックしに行くくらいの気持ちであったが、いざ着いてみるとイベントよろしくフライヤーまで出来ていた。

BBQ2.jpg

仕事が速すぎるぞTAQ(笑)。

さて、上田豪現れるところドラマあり、というのは定説であるが(昔何でも『定説です』っていうギャグを飛ばすカルト教団の教祖がいたっけな)、今回のメイクドラマは懐刀の今野ヨウスケによるものだった。

近野ヨウスケ.jpg
今野ヨウスケ、バックサイドディザスター

持ち前の軽い動きで、ヤバいトリックを次々繰り出していた今野ヨウスケであるが、
バートエクステンションにF/S KグラインドTOフェイキーを狙いにいったところ、
後ろ足が外れ頭を強打。
意識は保ったまま数分の記憶だけをこのランプのどこかに置き忘れたらしい。

その後驚異的な回復で復活したが、帰りの車の中での自分との負のオーラ全開のトークに、今度は風邪気味だった上田豪がダウン。帰りは柴又駅前の下町全開のすごくうまい焼きそば店でそれぞれが鋭気を養い解散した。

go&taq.JPG

上田豪&TAQ THANKS!!

at 22:45 / Comments (609)

ショッピング2

December 16, 2008

本来であれば、たいがいスケートする日曜日であるが、
一昨日は雨が降っていたのと、
あまりにも寒かったので、ほとんど一日家から出なかった。
なので昨日は仕事の帰りに、
川口駅から自宅までのおよそ二駅区間を歩いて帰ることにした。

まあ歩いて帰るといっても
ウォーキングなどというたいそうなものではなく、
ただ適当にブラブラとしかったのである。

まず行ったのが、セール期間中である川口の某中古レコード店。
自分は常に中古判店のセール期間を気にしているような
レコードマニアではないのだが、
前回のブログで登場した下北沢の中古判店の同系列店が川口にあり、
そのセールのチラシが店の袋に入っていたので行ってみたのである。
目当てのものは無かったのだが、
ロッド・スチュワートのベストが
新古品で1000円以下で売っていたのでゲット。

そのまま西川口まで歩いていった。
西川口に行った目的は最近駅前にオープンした
某古本最大チェーン店をチェックするためである。
この某古本チェーンは、過去の経験からオープン時に
自分的な掘り出し物(つまり世間一般でいうゴミ)を発見することが多いので
チェックしようと思っていたのだ。


すると・・・ありました!!
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古今東西の珍事件、珍しい風習、オカルトやサイエンス記事等を寄せ集めた、
百科事典的な本『世界不思議物語』。
実はこの本小学校の時に図書室にあり、
図書室の自習の際には毎回、もちろん貸し出しでも読みまくり、
しまいには卒業の際にパクって来た(もう時効は成立している)
ぐらい気に入った本だったのだ。
確か自分が30歳になるくらいまでは
ボロボロになりながらも大事に持っていたのだが、
引っ越しの際に紛失したか、
誰かに強引に貸した(こんな本を借りたがる奴もいないだろう)かで、
手元には無くなっていたのである。

この本が出版されたのは1979年で、発売当時の値段が4950円。
百科事典だけに決して安くはない。それが古本で1250円で売っていた。
恐らく他の人に取ってはゴミであるが、
自分的にはこのコンディションだったら定価で買ってもホクホクである。
この本の良い所は記事の面白さ
(30年近く前の事なので、古い学説が書かれている記事もあるが)
も去る事ながら挿絵が良いのである。


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切り裂きジャック


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スプリングヒールドジャック


死の舞踏
改めて見て思ったのだが、絵のタッチがやはり大好きな
USAのインディーレーベルSSTレコードのジャケを描いていた
レイモンド・ペティボンに似てなくもない。
こうやって繋がってたのか!!!?

at 22:14 / Comments (31)

ショッピング

November 29, 2008

数日前、大好きな浅川マキの大晦日公演
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のチケットを買いに新宿のジャズクラブへ。
無事チケットを買い、まだ時間も早かったので、そのまま小田急線に乗り下北沢へ。
下北沢へ行ったのには、なんとなく今使っているバックパックを新調したいな、
というおぼろげな目的からである。
ところが現地に着いて、真っ先に某サープラスショップに久しぶりに足を運んでみると、影もかたちもなくなって違う店になっていた。中田商店みたいなハードコアな感じではない、セレクト系のサープラスショプでけっこう気に入っていて、バックパックもそこで買おうと半分は心に決めていたのだ。学生の頃から、わりとこの町にはスケートシューズや古着等を買い物に来たりしていたのだが、最近は年に1〜2回がいいところで、色々なものが変わっていて、こうなると普段なかなか捜したりしないものなので、どこに行こうか路頭に迷い始めた。しばらくブラブラしていてもなかなか気に入ったものがなく、疲れ始めた頃にわりと昔からある、とある一件の店に入った。
そこは今まで気付かなかったが、珍しい中古のバックパックが安価で充実していて、
テンションも上がり、めぼしいかなと思ったものを一瞬レジに持って行きかけた。
ハッ、待てよ。
今回バックパックを新調しようと思った理由というのが、
今使っているものがもう10年くらい壊れずに、肩掛けのところが変色してきたからだということを、すんでのところで思い出した。つまりその時手に取った、中古の味が出ているバックパックを買っても元の木阿弥である。そのことに気付くとドッと疲れが出て、バックパック探しは終了。で、何も買わずに帰るのかと思いきや、ふと帰りに入った中古レコード店で、以前から捜していた中古のドーナッツ判を発見。
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ポール・ハードキャッスル 19 500円也
まだ自分がスケボーを始める前の中1くらいの時のヒットソングで、本来あまり聞かない打ち込系のダンスソングなのだが、妙に耳に残ったのだ。当時は小林克也のラジオ番組をテープに録音して聞いていて、曲名は知っていたのだがアーティスト名を知らず、最近ふと便利なwikipediaで調べてみることを思いつき、アーティスト名が判明したのである。なのでこの曲がベトナム戦争の歌だということはごく最近知った。
このところこうやって、子供の頃に聴いて耳に残った音楽がなんだったのかというのを、ネットで調べるのが孤独な中年男の密かな楽しみになりつつある(笑)。

at 00:07 / Comments (608)

mauna bowl

November 16, 2008

地元の先輩である森さんと珍しく休みがあったので、同じく地元のクニも誘い栃木県上三川町にあるmauna bowlに行ってきた。

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左がクニ、右が森さん。
このボウル、高さも低く、トランジッションもユルいので、プール等を滑りたい本物志向の人にはちょっと物足りない物件かも知れないが、とても作りが良くのんびりリラックスして滑るのには最適である。
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全体的に高さは130cm程で一番高い所でも170cmくらい。ボウルの形状は「くの字」型のスクエアで、ボウルとしては珍しくヒップもあり、昔のN.H.Sのランプをボウルにした感じ。

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今回は天気も怪しかったためか、ずっとこの3人の貸し切りだった。
途中雨で中断したが2時間くらいは3人でほぼ休み無しのハイペースセッション。
今回のメンツ、森さんが41歳、オレが36歳、一番の若手(笑)クニが35歳。かなりフレッシュなメンツなのでこれくらいの時間で十分だった。

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若手クニによるF/S SMITH GRIND。ヒップ、コーナーと一番このボウルを使いこなしていた。

at 16:46 / Comments (613)

J.w.s.c2

October 21, 2008

数年前は吉川辺りで多いときは一週間に数回一緒にセッションしていた江原シキであるが、彼が結婚してこちらに移り住んでからはなかなか会うことができないので、
今回は久々に一緒に滑れてうれしかった。レジェンド豊田さんとも、長い時間ランプの上でおしゃべりしながらセッションしたのは始めてで、貴重な興味深い話をたくさん聞かせてもらった。夕方になり、東北からのバスツアーの一行が帰ると、ラストの1時間ボウルは自分たちの6人+江原シキのほぼ貸し切りに。
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米谷君のBODY JAR
最後は精も魂尽き果てていたが結局帰るギリギリまでスケート。
やっぱりツアーは良いです。

at 23:27 / Comments (35)