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DJ A-1

About SATOSHI KOSEKI

DJ A-1 a.k.a. Spin Master
2002年。Sanfranciscoで結成されたHIP HOP DJクルー " SPIN SCAANLOUS "のディレクターとして、LIVE SHOWCASE , MIX CD , REMIX , SOUNDTRACK製作に至るまで幅広く活動。様々なアイデアから繰り出されるスピーディーなルーティンと躍動感溢れるMIXで毎回卓越したステージングでオーディエンスを圧倒している。そのDJスタイルは実に幅広く、多くの音楽ファンから絶大な支持を集めている。

凄まじかったアジアのHIPHOP

October 13, 2008

帰ってきました。

会場こんな感じ

(リハーサル時)
From "asian hip hop festival"@ thai
IMG_0492.JPG
(本番 THAITANIUM)
IMG_0508.JPG
これを開催したTHAIのHIPHOP関係者に感謝。

規模も凄かったし最高の条件でタイで滞在する事が出来ました、

たぶん多くの人は「アジアでHIPHOP?」って感じだと思いますが

自分はむしろアジアのHIPHOPにかなりの可能性と期待を感じました。

日本にもHIPHOPはいっぱいあるけど世界を視野に成長したHIPHOPではないし

むしろまだ始まったばっかり、か始まっても無い?。。。。

タイには"THAITANIUM"というRAPグループがあって

彼らはタイのSUPER STAR

メンバー全員New YorkでHIPHOP修行を得て

帰国後大ブレークした連中です

サウンドもずっしりヘビーでUSのメインストリームにも

引けをとらないドロッとしたバウンシーな感じをやってます。

アジアで一番最初の正真正銘の"RAP STAR"やと思います

日本にもメジャーでやってる人おるけど

Nasの前に出て来て、こんだけRock出来る人は中々おれへんし

まだやっぱりJ-Popの枠って感じしました

popっぽくやって「hiphopの入り口を広げてます」て

それは100年やっても変わらんよ

popに無い格好良さがhiphopやねんから

タイのシーンにはアングラの存在が無いに等しいけど

THAITANIUMに憧れてる人が溢れてるそうです

あと、これだけインターナショナルな音楽フェスを仕切れるのは

彼らが積み上げて来た実績のおかげやし、

こうやっていろんなアジアの国からアーティストを呼んで

アリーナを"HIPHOPフェス"にする資本力とお金の使い方は

まさにこいつら"HIPHOP"やな〜と

日本ではHIPHOPで成り上がったくせにPopに成り下がる奴は

"THAITANIUM"を見習って欲しいっす

会場にいた客も幅広くて

CLUBでも遊んでそうな人から

B-BOY,B-GIRL,

「HIPHOP聞いてるの?」

って感じの子供までいてて羨ましかった。

HIPHOP自体まだタイのPOPSとかROCKと比べるとまだまだらしいんですが

万という単位の人間をHIPHOPで巻き込む姿は半端なかった。

いくらカッコいい事やCoolな事やっててもそれを「多くの人間に伝える」

って所まで持って行く事が一番難しかったりする。

そこで今回みたいに企業を利用してプロモーションしたりする事も

お金の使い方だけ間違えへんかったら

ゆくゆくはちゃんとシーンに還元できるようになってるんですよね。

その華やかさと魅力が人を魅了するんやし

HIPHOPってやっぱりそこに格好良さが凝縮されてると思う

それはNasのライブを見て思いました。

そして他のアジアのアーティスト!

全員SHINGO☆西成さんぐらいのパワーあったし

同じアジアでも英語圏&第二公用語を英語にしてる国のアーティストは

コミュニケーションを含めて一体感がありました

香港、シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、

は英語が出来るとすぐに仲良くなれるし、

やっぱワールドワイドにメッセージを伝えるには「英語」は外せないな〜と、

HIPHOPに限らずインターナショナルな集まりでは世界共通語ですしね

ステージでも英語を軸に進行してる人が多く盛り上がってました。


"アジアから世界をRock"するには何をすればいいのか?

を考えさせられました。

US TOP40やMTVなんかの流行のBEATを意識して作った曲とかって

自分の中で??とか思ってましたが

対USA

対INTER NATIONAL

って事を想定すると案外自然な流れだったりするかもしれませんね

古いビートや難しいビートやとリスナーは興味すら示さへんし

重要なのはデイレクション

ただのモノマネで終わるのか

そこでオリジナルなRAPをして世界に発信して行くのかで

趣旨も違うしモチベーションも全然違う。

THAITANIUMを含めてマレーシア、フィリピンのパワーは凄かった。

単純やけどまさにHIPHOPって感じです。

ルールは無いと言われるHIPHOPやけど

自分はそこに、

ある意味平等なルールとオリジナリティーがあると感じました。

今回は偶然COCOLO BLANDのHARA9さんとかとも飛行機から一緒で

お互い考えさせられる事がメッチャありました。

この大事な歴史を経験した者同士

また大阪で頑張って行こうと思います。

また後日、写真とかNASや他の事についてUPします

久しぶりに

"A-1TV"

「in バンコク 3DJ's session」

自分ら3人はそれぞれのソロルーティンをOUT SIDEステージで終了後

メインのアリーナでのセッションに!

ミーティング5分プレイ時間5分

最後にはグラフィティーとブレイクダンスが乱入してOPEN!

と派手な役を任されたDJ3人

リハーサル→タイ国家斉唱 →OpeN→充電切れ 

SPYDA MONKEE (Thai)

KOFLOW (Singapore )

A-1 (Jpn)

at 10:14