いい環境で音楽出来てるな〜感謝やな〜
とか最近はその辺りを考えながらDJ業と向き合ってるんですが
近年の制作環境の変化とHIPHOP DJが作ったアルバムについて
ココで紹介したいと思います。
ぶっちゃけPCさえあればある程度の物が作れます
完成度も昔に比べて高くDEMOをスタジオでって人は減ったっぽいです
MOBB DEEPは"Pro Toolsのおかげで何軒ものスタジオが閉鎖した"って言うほど
少し前のBlogで紹介したJazzy Jeff & Revolutionも制作環境について
語ってる動画がありました。
JAZZY JEFF
「12年使ってたスタジオをクローズして、実家の地下の何も無い部屋に一からコンクリート打ったり機材をポジショニングしたりした、そこはストレスもなく、よけいな情報も無く心地よく制作出来た」と語ってます、また「みんなは驚くかもしれないけど自分の曲をSPINして一度も満足した事無い、でもこのアルバムは違うんだ!」
とまぁザックリなんですが地元のフィラデルフィアで生まれた
"Return Of The Magnificent"はホントかっこいいです。
DJ REVOLUTION
普通にベッドルームの横でKRS ONEとかがRECしてるとは!
さすがティーチャー
にしてもアメリカの家はデカク使えて良いですね!
ここ数年のテクノロジーの進化で手軽に環境が手に入る中でも
世の多くの音楽家はより良い環境を求め続けるでしょう
良い環境に越した事は無いんですが
そのわずかな「差」の為に莫大な金額を投資するのは
よほど採算が取れる見込みとシェアが約束されていないとビジネスとして
やる規模ではないというのが自分の持論です
聞き手、つまりリスナーはそのわずかな「差」に果たしてPAYするのでしょうか?
もちろんリスナーに良い物、作品を届ける事は前提なんですが
何を曲にぶちまけたのか?のほうが大事
俺がリスナーであれば音質云々の前にエキサイトするような作品を真先に期待します
よほど聴くに耐えない物で無ければ全然OKやし
そこで戸惑ってリリースをためらってるのであればもったいないと思う
HIPHOPアーティストの魅力は
作り手のプロセスとコンセプトが常に肝
実際音質が悪いから売れなかったというのはあんまり聞いた事無いし
もし同業者に音質突っ込まれたら
スーパーのおばはん同士の会話に巻き込まれてるぐらい思ってればいい
君はそんな会話に巻き込まれてる余裕があるのかい?って事
それより「内容はお前らよりヤバいよ」って言える奴の方がタフでいい
そのメンタルが結局HIPHOPアーティストの強さであり自身であるような気がする
そうでないとJAZZY JEFF にしてもREVOLUTIONにしても
実家やベッドルームで録音してますって言われへんしな。
そう言えばブランニューのDJ BABUのシングルもかっこ良かった!
アルバムも出たはず
最近レコード買いすぎて困ってます 笑