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DJ A-1

About SATOSHI KOSEKI

DJ A-1 a.k.a. Spin Master
2002年。Sanfranciscoで結成されたHIP HOP DJクルー " SPIN SCAANLOUS "のディレクターとして、LIVE SHOWCASE , MIX CD , REMIX , SOUNDTRACK製作に至るまで幅広く活動。様々なアイデアから繰り出されるスピーディーなルーティンと躍動感溢れるMIXで毎回卓越したステージングでオーディエンスを圧倒している。そのDJスタイルは実に幅広く、多くの音楽ファンから絶大な支持を集めている。

続 Scratch DJの出番

October 26, 2010

先ほどバックレてすいません

前のブログで

最近HipHopのライブもBandスタイルが増えたねって話から

「何故?」って所に来て、Bandの代わりをDJが担った役割まで書きました

そのあとScratch DJの出番って話をしたかったんですが

再開

せっかく身に付けたスキルはShowやLiveで生かさないともったいないな〜と

そしてなんといってもその人の表現方法だし

あのScratchの音はやっぱ良い。エッジがあるというか..その行為すべてが良い

ココでBTTF
back_to_the_future_part_ii_ver1.jpg

90年代後半から2000年代前半にDJがBandの中にメンバーとして参加するって事が

HIPHOP以外のジャンルでで増えて来たんです

日本では

Mixture rock ミクスチャーロック

(この名称は和製英語ってしってました?)

海外ではオルタナティブロックといえばだいたいこのミクスチャーロックに近いニュアンスになると思います。

その中でも特に90年代後半からラップが乗っかたラップコア orラップメタル

ってのが世界中で火が付いて2000年代前半にピークを迎える訳ですが、

その頃自分はサンフランシスコに住んでた時で

DJがバンドでスクラッチをガンガンやってるのを見て普通にこれがカッコ良かった

(しかしHiphopの界隈からはあんまり受けは良く無かった気はしたけど、、、)

でもああいうバンドってスクラッチDJが活躍する絶好の機会だったような気がします

そのままHIPHOPのMCと組んでも「ボタン押して手叩いてポーズ決めて終わり」

だとやらない方がマシやし。

そんな感じでDJのフィーチャーされてるバンドって個人的に今も魅力なんですよね

なのでFunkでもJazzでもRockでもReggaeでもターンテーブルスキルはまだ重宝される

はずです何か違いを出したいBandにとっては、、、

もちろんオリジナリティと一定のスキルが必要です

ここで動画紹介

X-ECUTIONERS LINKIN PARK -IT'S GOIN DOWN

Xecutioners vs Aerosmith (R.I.P Roc Raida )


海外では前座も含めていろんなLegendなBandにScratcch DJがフィーチャーされてるので

興味のある方は是非YouTubeなどでディグって見てください

自分はShing02の歪曲というツアーにバンドメンバーとして帯同して得た経験値がデカイ

彼はScratchやDJに関してはかなり理解のあるHIPHOPのMCじゃないかな

あとBandから学べる事もいっぱいあったし。


金がないからDJが生まれてそのDJがScratchという独自の演奏法を生み出して

そのScratchがまたBandで活躍するという...

これをロマンと言わずしてなんと言おう!


今BandにDJが居たってもう珍しい感じもしない、ハッキリ言って...

けどそこを掘り下げてまた新しい物や役割も見えてきそうな気もする

自由にいろんな音をScratch出来る時代やしまだまだ可能性はある

はず!

at 03:33