長年のスケートメイトである、蕨の先輩スケーター森さんと、
ある時二人で車でスケートに出かけたときの事。
「蕨に長年、たった1つだけ足りなかったモノが最近ついにできたんだよ。」
「えっ?なんすか?!!」
「女子プロレスだよ!!」
「えっ?マジっすか?!!」
一昨日もたまたま森さんと夕方軽くセッションしたのだが、
夜に例の女子プロの様子を見に行くというので、
ヒマだったので蕨のスケーター菊池拓郎も道連れに、いっしょに見学しに行って来た(別に入門したいわけではありません)。
この団体アイスリボンという団体で、時々ジムに観客を入れて試合を行っているらしい。
対戦カード。
残念ながら試合の写真撮影は禁止だった。
最初に話だけ聞いた時には、小さなプレハブ小屋のような所でやっているのかと思ったが、内部は普通のライブハウスくらいの広さで、
音響や防音設備も整った場所であった。
自分は実は、男子女子を問わずプロレスというものを初めて生で見たのだが、
この女子プロレスの試合を見た感想は、「大変ですね」である。
プロレスだけに、試合はあらかじめ決まったシナリオにそって進んで行くようで、
格闘技というより演劇を見ている感じに近いのだが、
やはりプロレスだけに、殴られる時は本当に殴られて、ものすごい音がするのである。
真剣勝負ではないが、真剣にやらないと本当に死んでしまう。
このテレビ放映のない御時勢に、女子プロレス(プロレスリングという名前だが、きっとそれだけで生計を立てるのは至難の業だろう)をやるというのは相当それが好きな人で、スケーターくらいおバカな人達がやっているに違いない。
客席は9割くらい埋まっていて(30人くらいだったかな)客層はサラリーマン99%。
客席とリングは時々アキバっぽいノリの掛け合いもあり、
かなり甘酸っぱい思い出になりました。